ITコンサルへの転職記録(転職の軸を決める編②)

IT

ITコンサルへの転職が決まったので、私の経験をお伝えしていきます。
今回は「転職の軸を決める編②」です。

転職エージェントとの初回面談の後、30件ほどの求人が来ました。

多数の求人情報から候補を選定していく過程で、「コンサル業界」の調査と「転職の軸」を整理し、選定した会社との面談を進めることにしました。

以降では、私が参考にした情報や、候補会社の選定までの体験、転職の軸をどのように決めたかなどの詳細をお伝えします。

こんな人におすすめ
  • 40代で転職を考えている人
  • 転職活動に興味がある人
  • ITコンサルに転職したい人

コンサル業界の調査

候補会社を選定するにあたり、最初にコンサル業界の調査を実施することにしました。

なぜなら業界のことが分からないと、エージェントに対し、コンサルでもどのような会社どんな仕事をしたいのか、伝えることができないと思ったからです。

調査した結果(マインドマップ、無償版で透かしが入っていますがご容赦ください)は以下です。

コンサル業界の調査結果

コンサルティングファームは、他にも「戦略系コンサルティング」や「シンクタンク系コンサルティング」などもありますが、私自身は現職のSIerでの経験を活かしたかったので、「総合系コンサルティング」のITソリューション部門(候補はクラウド)と「ITコンサルティング」に絞ることにしました。

選社の軸

コンサル業界の調査結果を元に、自分なりの選社の軸を検討しました。

検討結果はこちらになります。★が自分の希望です。

転職の軸

転職の軸の決定は難航しました。そもそもどのような軸があるのかが分からなかったからです。

軸の例

素直にエージェントのコンサルタントに相談することにしました。なぜなら、普段の仕事で転職の軸を決める支援をしており、どのような軸があるか把握していると思ったからです。

例として挙げていただいた内容は以下となります。

転職の軸の例
  • ビジネススタイル(クライアント or 自社)
  • どこで働くか(事業会社、情報システム部門)
  • 将来何を目指す(マネージャ、ITアーキテクト、ITコンサル、戦略コンサル)
  • 組織体制(ワンプール型 or マトリクス(業種×ソリューション)型)
  • 自身の役割(構想策定まで、システム要件定義まで等)
  • クライアントの規模、業界
  • 技術の軸(クラウド、SAP、ERPなど)
  • ライフ・ワーク・バランス
  • 年収

参考にした動画

転職軸の決定にあたり、リベ大の以下の動画が大変参考になりました。

特に参考になったのが、「コアバリュー評価」(動画の02:47から)です。詳しくは動画を見ていただきたいですが、今の職場にいる「スター社員」をイメージして特徴をピックアップし、その会社の『真実のコアバリュー』を洗い出す方法です。

現職のコアバリュー評価を実施したとき、自分が仕事をやっていくなかで、ここ数年感じていたモヤモヤの正体が分かりました。コアバリュー(つまり価値観)が合わないためでした。

コアバリューが合わないと感じた場合、「①企業文化になじむよう自分を変えるか」「②自分がその会社を出ていくか」の2つの選択しかありません。

結婚もそうですが、私は長く一緒にやっていくためには「価値観が合うこと」が一番大事だと思っています。私は転職の軸の1つに『会社と自分の価値観が合うこと』を入れることにしました。

その他の軸

その他の軸ですが、以下の2点にしました。

  • SIerの経験を活かしつつ、ITコンサルにキャリアップできること
  • ライフワークバランスを保って仕事ができること

理由ですが、前者は今回の転職活動の動機が年収アップではなく、「ITコンサルの仕事をしたい」点なので、最優先の軸にしました。

後者は、当然ほぼ未経験のコンサルの仕事なので、必要な知識・スキルを身に付けて、普通に仕事ができるようになるまでは、仕事優先で頑張るつもりですが、家庭やプライベートの時間も大事にしたいので、通常運転での長時間残業土日出勤が当たり前の会社は避けたいと思ったからです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はコンサル業界の調査から、転職の軸を決定するまでの経験をご紹介しました。最終的に決めた転職の軸は以下の3点です。

  • SIerの経験を活かしつつ、ITコンサルにキャリアップできること
  • 会社と自分の価値観が合うこと
  • ライフワークバランスを保って仕事ができること

これらの軸を元に求人票から候補会社を絞り込み、カジュアル面談を進めることにしました。次回はカジュアル面談の雰囲気質問した内容、応募会社を決定するまでの経験をお伝えする予定です。

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