カナル型(耳栓型)イヤホンは遮音性が高すぎて、外で着けるのは怖いという方はいませんか?
私は普段音楽やPodcastを聞きながら、ランニングやサイクリングをしていますが、カナル型イヤホンだと周囲の音が聞こえないため、車の接近音に気づかず怖い思いをしたことがあります。
そのため、ランニング&サイクリング用に良いイヤホンがないかと色々と試行錯誤してきたのですが、最終的に「スマートグラス(スピーカー内蔵のメガネ)」に行き着きました。
今回は、スマートグラスに行き着いた経緯、スマートグラスの良かった点・イマイチだった点を紹介します。
- 普段メガネをしてランニングやサイクリングをしている
- カナル型イヤホンは遮音性が高いので外で着けるのは怖い
- ワイヤレスイヤホンは無くすのが怖い
インナーイヤー型イヤホン(ワイヤレス)

選択理由
やっぱりワイヤレスがいいよね。
どこを見回しても、AirPodsや他のインナーイヤー型イヤホンを使用している人が多く、また観察するとランニングでも普通に使えている様子。スマホとの有線接続は走りづらいということで、最初に試したのは「Google Pixel Buds A-Series」です。
なぜAirPodsじゃないかというと、単に私のスマホがGoogle Pixelなので、Googleで揃えたいと思ったからです。
使用感
イヤーフック付きなので、耳にしっかりフィットする感じがあります。
音質も悪くありません。
乗り換え理由
ランニング中に外れていないか、すごく気になります。
気にし過ぎなのだとは思いますが、「落としたときに気づくのか」「気づいたとして壊れるのでは」と音楽や走りに集中できません。他の製品を検討することにしました。
耳掛け型イヤホン

選択理由
次に試したのはこちらのUCOMXというメーカーのAirwingsという製品です。
スマホとの接続はBluetooth、右耳と左耳のイヤホンがケーブルでつながっており、ケーブル部分を首に引っ掛けるので落とす心配がありません。
「耳を塞がない」「周りの音が聞こえるので安全」という歌い文句で、Amazonのレビューを見ても、音質には多少の難はあるものの、「周りの音が聞こえる&音楽も聴こえる」というコメントが多数あり、また金額も手頃なのでポチってみました。
使用感
期待通り、音楽は聞こえつつ、周囲の音もしっかりと聞こえます。
また首にケーブルがあるので、落とすのではないかという不安もありません。しばらく快適に使用していました。
またバッテリーが減ってくると、スピーカーから英語音声で教えてくれる機能もありますが、ほとんど充電は不要という使用感です。
乗り換え検討
しばらく使っていて、あることが気になりだしました。
「これ耳きつくね」
コロナ禍でのランニングでしたので、スポーツマスクを着用していました。
私は普段は眼鏡をしているので、眼鏡を掛けて、耳掛けイヤホンを着けて、その上にスポーツマスクを着けてと、耳に3つのものが掛かっていたのです。
我慢できないレベルではないですが、一度気になりだすと、毎回気になるようになりました。
スマートグラス

選択理由
我慢するしかないかなぁと諦め掛けていたとき、たまたまこの「見た目は普通だけど音を聞けるメガネ。「HUAWEI Eyewear」が便利」という記事を見かけました。
最初は「これってオーディオグラスじゃね?未来を感じる!」との興味からでしたが、「これを使えば眼鏡とイヤホンが一つなるから、耳がきついという悩みを解決できるかも」と思い立ちました。
実は選択肢が複数
HUAWEI Eyewearに興味を持ち、色々調べ始めました。
まずフレームの形が「ウェリントン型フルリム」、「ボストン型フルリム」、「ウェリントン型ハーフリム」の3種類あります。
ハーフリムは、普段使いの眼鏡の購入時に自分には似合わないことが分かっていたので、無難なウェリントン型か、親しみやすい雰囲気が出そうなウェリントン型か、選ぼうとしていました。。
第4・第5の候補
HUWEIの公式ホームページを見ながら、2択で悩んでいたところ、ページの下の方にバナーがあり、『OWNDAYS x HUAWEI Eyewear』との文字が。
「ZoffやJINSは知っているけど、OWNDAYSって何?」
調べてみると日本、シンガポール・台湾・タイ・フィリピン・マレーシア・カンボジア・オーストラリア・ベトナム・インドネシア・香港・インドに400店舗以上あり、日本でも全国でチェーン展開しているとのことでした。
「OWNDAYS × HUAWEI Eyewear」で展開しているのは、2種類で「SQUARE(スクエア)」と「WELLINGTON(ウェリントン)」があります。またHUAWEI Eyewearの3種類とは微妙にデザインが違うとのことで、計5種類から選択することに。
選択したのは
「OWNDAYS × HUAWEI Eyewear」の「SQUARE」タイプを購入しました。
理由としては「レンズ交換券付き」だったからです。
HUAWEI Eyewearを購入すると、度付きのレンズにするためには、OWNDAYSで有料でレンズ交換をする必要があります。そうなると、本体に加えて7,700円の余分な出費が発生します。
一方で「OWNDAYS × HUAWEI Eyewear」は、レンズ交換券が付いているため、本体の料金だけで度付きレンズに変更することが可能です。
※残念ながら2023年4月23日時点で店頭・オンラインストアともに完売しているようです
HUAWEI Eyewearの使用感
HUAWEI Eyewearの良かった点と、イマイチだった点は以下になります。
製品のレビューは別途書きたいと思います。
良かった点
- 見た目は普通の眼鏡
- 以外と音がいい
- 実はマイクも内蔵(そのままスマホでの会話やWeb会議も可能)
イマイチな点
- バッテリーの持ちが悪い(カタログスペックで最大6時間、使用感はもう少し短い)
- 充電がしにくい
- 見た目がプラスチック感が満載でチープ
まとめ
現状バッテリーの持ちが悪い以外は大きな不満はないので、毎回HUAWEI Eyewearを着けてジョギングしています。購入してから8ヶ月ほど経ちましたが、今のところトラブルは無く使用できています。
2023年5月8日からはコロナも5類に引き下げとなり、徐々にマスクも外すことになるでしょうから、耳掛け型イヤホンでも十分かもしれません(コスパが高いですし、バッテリーも長持ち)。
ただ、それでも眼鏡とイヤホンが一体となるという意味では唯一の選択肢で「できるだけ快適・安全にランニングやサイクリングで音楽を聞きたい!」という方は試す価値はあると思います。
他社からもスピーカー内蔵の眼鏡はいくつか出ていますが、普通の眼鏡の見た目に一番近いのが「HUAWEI Eyewear」でした。中国メーカーに抵抗がないという方にはおすすめします。
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